原則的に、登録販売店に持ち込む前に取り外す物一覧
- 一般のゴミ。つまり、ビンやカン類・または生ゴミ類など、船に使われる船用品以外で、外部から持ち込まれたもの。
この一般のゴミ類が残っていると、せっかく持ち込んだとしても、リサイクル処理を受けられないとして、引取りを拒否されることもあるかもしれませんので、キレイに掃除をしてから引き渡しましょう。 - 船に付着している貝殻や海藻・小魚類など
- 船に燃料や潤滑油等が残っている場合。これは、重油や軽油・ガソリン・オイルなど。また、冷却液であるクーラントも残っていてはいけません。(ただし、処理後の残存分については除きます。)こうした燃料類が残存しているような場合は、廃FRP船の運搬を行えません。
- ビルジや水等
- バッテリーも含まれます。
- 消火器など
- 漁具や、ロープ・そして防舷材なども。 [1]
- エアコン・冷蔵庫なども取り外します。
リサイクルシステムの利用される方に向けた「引取基準」の概要は以上の通りです。
前もって、これらの整理・清掃などを行い、当日になって運搬ができませんといわれないようにしましょう。
- [1]タイヤなどでできたゴム製、ナイロン製、発泡スチロール製などの防舷材が該当します。
あなたの廃FRP船が、リサイクルシステムの引取基準に合致した状態になったなら、FRP船リサイクル連絡票に記載されている日に、「指定引取場所に廃FRP船をユーザー自身で持込む」か、あるいはFRP船リサイクルセンターが指定した運搬業者等にFRP船を引き渡します。 ユーザーから引き取った廃FRP船は、指定引取場所まで運搬され、FRP船リサイクルシステムによって、適正に処理・再資源化の工程を踏んでいきます。